11月29日(金)より、いよいよ開幕する『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』。世界最高峰のバレエとオペラの魅力に満ちた至福の時間を、是非映画館の大スクリーンでご堪能ください!
【全10演目】
◆バレエ演目
①『不思議の国のアリス』、② 『くるみ割り人形』、③『シンデレラ』、
④『白鳥の湖』、⑤『ロミオとジュリエット』、⑥『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』
◆オペラ演目
①『フィガロの結婚』、②『ホフマン物語』、③『トゥーランドット』、④『ワルキューレ』
〈バレエの見どころ〉
今シーズン最大の注目作は、ロイヤル・バレエで生まれ、世界中で上演されている超人気作品『不思議の国のアリス』。ブロードウェイミュージカル『パリのアメリカ人』の振付で知られるクリストファー・ウィールドンが手掛け、フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、ローレン・カスバートソン、スティーヴン・マックレーと、プリンシパルが4人も登場するかつてない黄金プログラムとなっている。
続いてはロイヤル・バレエの代表作で、伝統と革新が見事に調和した『シンデレラ』。意地悪な姉妹役を男性ダンサーが女装して演じる点は、ユーモアを加えつつ新鮮な驚きをもたらす演出であり、前回のリニューアルで導入された、花々で彩られた美しいプロダクションも観客を魅了する要素の一つ。また今回の公演では、日本出身のプリンシパル・ダンサー、金子扶生がシンデレラ役を演じることも大きな注目点となっている。
演劇性を重視したロイヤル・バレエならではの名作『ロミオとジュリエット』は、運命に翻弄された恋人たちが、熱烈な恋を通して短い生を駆け抜けるシェイクスピア原作の永遠のラブストーリー。セルゲイ・プロコフィエフの音楽と重厚な美術、ケネス・マクミランの振付で何度観ても涙せずにはいられない深い感動をもたらすことだろう。
そしてシーズン最後を飾るのは、『不思議の国のアリス』を手掛け、ミュージカル界でも人気のクリストファー・ウィールドンの4作品を上演する『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』。トニー賞受賞の名作ミュージカル『パリのアメリカ人』の一場面が、ロイヤル・バレエのダンサーによって初めて演じられる予定。この見どころ満載の公演をお見逃しなく。
そしてアンコール上映は、冬の風物詩で家族連れにも人気の『くるみ割り人形』と、言わずと知れたバレエの代名詞『白鳥の湖』の2作品。これらの6作品を観れば、世界トップクラスのバレエ団、ロイヤル・バレエの魅力を堪能できること間違いなしのラインナップとなっている。
〈オペラの見どころ〉
オーストリア、フランス、イタリア、ドイツの名作をラインナップ。シーズンの幕開けを飾る『フィガロの結婚』では、オーソドックスな衣装、美術、照明を背景に、モーツァルトの美しい音楽に合わせて、フィガロとスザンナの結婚式当日のドタバタが躍動する。
ホフマンと3人の女性の幻想的な恋物語『ホフマン物語』は、「キャンピング・コジ」として知られる新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』の演出家ダミアーノ・ミキエレットと、テノールのスーパースター、フアン・ディエゴ・フローレスのタッグによる新制作で、世界中のオペラファンの注目を集めている。
そして1984年プレミエという長い人気を誇るアンドレイ・セルバン演出版『トゥーランドット』。北京を舞台に絶世の美女トゥーランドット姫と彼女に恋した異国の王子カラフを描く本作は、太極拳を取り入れた特徴的な動きが見どころだ。
神々の長ヴォータンが人間女性との間にもうけた双子の兄妹の愛と、女戦士ブリュンヒルデが神々の世界を追放されるまでを壮大に描いた『ワルキューレ』新制作では、ワーグナー上演作品の総本山と言われているバイロイト音楽祭で高い評価を得たバリー・コスキーの斬新な発想と奇抜なアイデアに期待ができる。
【全10演目と公開日】※1週間限定公開※
①ロイヤル・オペラ『フィガロの結婚』:2024年11月29日
②ロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』:2025年1月17日
③ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』:2025年2月7日
④ロイヤル・バレエ『シンデレラ』:2025年2月21日
⑤ロイヤル・オペラ『ホフマン物語』:2025年3月28日
⑥ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』:2025年5月16日
⑦ロイヤル・バレエ『ロミオとジュリエット』:2025年6月6日
⑧ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』: 2025年6月20日
⑨ロイヤル・オペラ『ワルキューレ』: 2025年9月5日
⑩ロイヤル・バレエ『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』: 2025年9月19日
【上映劇場】
*札幌シネマフロンティア(北海道)
*フォーラム仙台(宮城)
*TOHOシネマズ 日本橋(東京)
*イオンシネマ シアタス調布(東京)
*TOHOシネマズ 流山おおたかの森(千葉)
*TOHOシネマズ ららぽーと横浜(神奈川)
*ミッドランドスクエア シネマ(愛知)
*イオンシネマ 京都桂川(京都)
*大阪ステーションシティシネマ(大阪)
*TOHOシネマズ 西宮OS(兵庫)
*kino cinéma天神(福岡
<料金:一般¥3,700円 学生¥2,500円(税込)>
※「ワルキューレ」は一般¥5,200円 学生¥3,700円(税込)