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2019.01.16

ロイヤル・バレエ『ラ・バヤデール』<タイムテーブルのご案内>

La Bayadère

シネマシーズン バレエ第二弾は、エキゾチックな古典バレエ作品『ラ・バヤデール』

古代インドを舞台に、一人の戦士をめぐって舞姫と藩主の娘が火花を散らし、陰謀、裏切り、毒殺、横恋慕と濃厚な恋愛ドラマが展開する。婚約式で繰り広げられる華麗な踊りの数々には酔わされ、影の王国で白いチュチュの群舞が一糸乱れぬ動きを見せる静謐で幽玄な世界にはクラシック・バレエの美の極致がある。戦士ソロルのダイナミックな踊りは男性バレエダンサーにとって高難度で、超絶技巧の限りを尽くしたもの。ソ連から亡命後国際的に活躍した偉大なバレリーナ、ナタリア・マカロワによる演出は、よりドラマ性を重視しており、『ラ・バヤデール』の決定版と言われている。

ニキヤ役のマリアネラ・ヌニェス、ガムザッティ役のナタリア・オシポワは、世界のバレエ界でもトップの人気と実力を誇るスターで、この2大バレリーナが共演して対決する贅沢な趣向。ソロル役のワディム・ムンタギロフも、世界最高レベルのクラシック・テクニックを誇る貴公子。やはり高度な技術が要求されるブロンズ・アイドル(黄金の仏像)役には、プリンシパルのアレクサンダー・キャンベルが配役。さらに影の王国のヴァリエーション(ソロ)にプリンシパルの高田茜、ヤスミン・ナグディ、日本出身の崔由姫という、映画館中継ならではの配役。冒頭で派手な跳躍を見せる苦行僧マグダヴェーヤにアクリ瑠嘉、婚約式で華やかな踊りを披露するパ・ダクシオンに金子扶生が出演するなど、日本人ダンサーも活躍。ロイヤル・バレエの総力を結集し、滅多にない豪華キャストで贈る華麗なクラシック・バレエの饗宴となった。

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<ロイヤル・バレエ『ラ・バヤデール』タイムテーブル

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【振付】マリウス・プティパ 【追加振付】ナタリア・マカロワ
【音楽】レオン・ミンクス 【指揮】ボリス・グルージン
【出演】マリアネラ・ヌニェス(ニキヤ) ワディム・ムンタギロフ(ソロル)ナタリア・オシポワ(ガムザッティ)ギャリー・エイヴィス(ハイ・ブラーミン 大僧正)トーマス・ホワイトヘッド(ラジャ 国王)他