
ロイヤル・バレエ
バレエ・トゥ・ブロードウェイ
Ballet To Broadway
ロイヤル・バレエ
バレエ・トゥ・ブロードウェイ
Ballet To Broadway
厳選された至極の4作品を映画館で堪能! 現代最高のバレエ振付家、クリストファー・ウィールドンが贈る『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』
『バレエ・トゥ・ブロードウェイ』では、バレエ作品からミュージカル作品まで、振付家クリストファー・ウィールドンの幅広い才能を堪能できる厳選された4作品を楽しむことができます。
『パリのアメリカ人』でトニー賞最優秀振付家賞に、マイケル・ジャクソンを描いた『MJザ・ミュージカル』でオリヴィエ賞舞台振付家賞に輝いた鬼才クリストファー・ウィールドン。世界中で大ヒットを記録した『不思議の国のアリス』を始め、ブノワ賞を受賞した『冬物語』、そして最新作『赤い薔薇ソースの伝説』と、ロイヤル・バレエのアーティスティック・アソシエイトとして大活躍し、TVシリーズ「エトワール」にも本人役として出演する等、現代最高のバレエ振付家として高く評価されています。
『フールズ・パラダイス』は2007年にウィールドンが自身のカンパニー、モーフォーセズのために振付け、2012年からロイヤル・バレエで繰り返し上演されている人気作。ナルシソ・ロドリゲスが手がけた肌色の衣裳をまとった9人のダンサーたちが、デュエットやトリオで生きた彫刻のようなフォルムを次々と生み出します。高田茜&ブレイスウェル、ヴィオラ・パントゥーソ&リアム・ボズウェル、マリアネラ・ヌニェス&ルーカス・B・ブレンツロドの3組のペアによる、複雑ながらも明快な動きが目を捉えて離しません。最後に全員で創り上げるロダンの彫刻のような構造物は圧巻です。
『トゥー・オブ・アス(ふたり)』は、2020年のコロナ禍中、ニューヨークで無観客配信として初演された作品です。ニューヨーク・シティ・バレエのサラ・マーンズと、現オーストラリア・バレエ芸術監督のデヴィッド・ホールバーグのために振り付けられ、ホールバーグの現役最後の舞台としても知られています。ジョニ・ミッチェルの名曲4曲を、日本でも人気のジュリア・フォーダムが舞台上で歌い、一組の男女の別れと人生の移ろいを描きます。ローレン・カスバートソンとカルヴィン・リチャードソンの繊細な表現が心に残ります。「恋するラジオ」のソロは、ローザンヌ国際バレエコンクールの課題曲にも選ばれ、日本でもテレビで紹介されました。
『Us(僕たち)』は、ウィールドンが2007年にバレエ・ボーイズのウィリアム・トレヴィットとマイケル・ナンのために創作した作品で、今回がロイヤル・バレエでの初演となります。男性同士の力強さと優しさが交差する官能的なデュエットでお互いをリフトし合うなど、男性ダンサーならではの表現も観られます。マシュー・ボールとジョセフ・シセンズによる美しいパ・ド・ドゥは10分と短いものの、ふたりの絆を感じさせるパートナーリングが濃密で息が止まりそうになります。
最後を飾る『パリのアメリカ人』は、劇団四季でも上演された同名の大ヒットミュージカルの抜粋で、約25分間の華やかなバレエ作品です。初演はニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル、ロビー・フェアチャイルドと、当時ロイヤル・バレエのソリストだったリアン・コープが務め、バレエのテクニックを駆使した作品です。今回の上映では、フランチェスカ・ヘイワードとセザール・コラレスが主人公のリーズとジェリーを演じ、セーヌ川のほとりで繰り広げられるロマンティックなパ・ド・ドゥと、これぞブロードウェイ・ミュージカルというべき、大きなアンサンブルによる万華鏡のような華やかな夢の場面が見事に融合しています。ジョージ・ガーシュウィンの軽快なメロディに乗せて、モンドリアンを思わせる幾何学的で色彩豊かな衣裳が舞台を彩り、トウシューズを履いたダンサーとヒールを履いたダンサーが混在するスペクタクルなダンスは、バレエファンだけでなくミュージカルファンにも至福の時をもたらしてくれることでしょう。
ウィールドンの、特にデュエットを作る稀有な才能をたっぷりと味わえる4作品。センシュアルなパ・ド・ドゥから華麗でスケールの大きなミュージカル作品まで、ロイヤル・バレエの夢のような時間を映画館で楽しんでください。
PHOTO&MOVIE フォト&ムービー

STORY ストーリー
『フールズ・パラダイス』 |
|
【出演】 |
高田茜、ウィリアム・ブレイスウェル、マリアネラ・ヌニェス、 ルーカス・B・ブレンツロド、ヴィオラ・パントゥーソ、リアム・ボズウェル、 テオ・デュブレイユ、アネット・ブヴォリ、ジャコモ・ロヴェロ |
【振付】 | クリストファー・ウィールドン |
【音楽】 | ジョビー・タルボット |
【衣裳】 | ナルシソ・ロドリゲス |
【照明デザイン】 | ペニー・ジャコバス |
【ステージング】 | ジェイソン・フォウラー |
【ゲスト振付家への シニア・レペティトゥール】 |
ディアドラ・チャップマン |
『トゥー・オブ・アス(ふたり)』 |
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【出演】 | ローレン・カスバートソン、カルヴィン・リチャードソン |
【歌唱】 | ジュリア・フォーダム |
【振付】 | クリストファー・ウィールドン |
【音楽】 |
ジョニ・ミッチェル ( I Don’t Know Where I Stand, Urge for Going(アージ・フォー・ゴーイング), Both Sides Now(青春の光と影),You Turn Me on I’m A Radio(恋するラジオ) ) |
【衣裳】 | ハリエット・ユング、リード・バルテルミ |
【照明デザイン】 | ナターシャ・カッツ |
【主演指導】 | ロビー・フェアチャイルド、ゼナイダ・ヤノウスキー |
【歌唱】 | ジュリア・フォーダム |
『Us(僕たち)』 |
|
【出演】 | マシュー・ボール、ジョセフ・シセンズ |
【振付】 | クリストファー・ウィールドン |
【音楽】 | キートン・ヘンソン |
【衣裳】 | キャサリン・ワット |
【照明デザイン】 | ナターシャ・カッツ |
【リハーサル・ディレクター】 | クリストファー・サンダース |
【主演指導】 |
スチュアート・キャシディ、ディアドラ・チャップマン、 ロビー・フェアチャイルド、マイケル・ナン、 ウィリアム・トレヴィット |
『パリのアメリカ人』 |
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【出演】 |
リーズ:フランチェスカ・ヘイワード ジェリー:セザール・コラレス ロイヤル・バレエのアーティストたち |
【振付】 | クリストファー・ウィールドン |
【音楽】 | ジョージ・ガーシュウィン |
【美術】 | ボブ・クロウリー |
【照明デザイン】 | ナターシャ・カッツ |
【ステージング】 | ダスティン・レイトン |
【リハーサル・ディレクター】 | クリストファー・サンダース |
【主演指導】 | ジャクリーン・バレット |
【シニア・レペティトゥール】 | サマンサ・レイン |
THEATER 上映劇場
地域 | 劇場名 | 上映期間 |
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北海道 | 札幌シネマフロンティア | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
宮城 | フォーラム仙台 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
東京 | TOHOシネマズ 日本橋 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
東京 | イオンシネマ シアタス調布 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
千葉 | TOHOシネマズ 流山おおたかの森 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
神奈川 | TOHOシネマズ ららぽーと横浜 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
愛知 | ミッドランドスクエア シネマ | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
京都 | イオンシネマ 京都桂川 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
大阪 | 大阪ステーションシティシネマ | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
兵庫 | TOHOシネマズ 西宮OS | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |
福岡 | kino cinéma天神 | 2025/9/19(金)~2025/9/25(木) |