2023.05.29

ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』タイムテーブルのご案内


 

プッチーニの最後のオペラ《トゥーランドット》が、
英国ロイヤルの傑作プロダクションと名匠パッパーノの指揮で蘇る!

プッチーニ最後の作品であり、おとぎ話に隠された残酷さや真理、オーケストラのモダンな響きが現代人の感性にマッチする魅力を感じさせる『トゥーランドット』。本作といえば有名なのがテノールのアリア「誰も寝てはならぬ」。今回は韓国出身のヨンフン・リーが情熱的な歌唱でカラフ役を演じている。題名役のトゥーランドットを歌うのはアンナ・ピロッツィ。圧倒的なテクニックと声の威力、そして細やかな演技で、氷のような姫君を見事に浮き彫りにした。
アンドレイ・セルバンの演出は、1984年の初演から英国ロイヤルの傑作プロダクションとして長く愛されてきた名舞台。指揮は英国ロイヤルを音楽監督として長年率いてきたパッパーノが務め、その研ぎ澄まされた感性で音の細部まで表現し、現代的なアプローチで作品の魅力を引き出した演奏は大絶賛された。
(上演日:2023年3月22日)


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【指揮】:アントニオ・パッパーノ
【演出】:アンドレイ・セルバン
【再演演出】:ジャック・ファーネス
【美術・衣裳】:サリー・ジェイコブス
【照明】:F・ミッチェル・ダナ
【キャスト】
トゥーランドット姫:アンナ・ピロッツィ、
カラフ:ヨンフン・リー、
リュー:マサバネ・セシリア・ラングワナシャ、
ティムール:ヴィタリー・コワリョフ、
ピン:ハンソン・ユ、
パン:アレッド・ホール、
ポン:マイケル・ギブソン、
アルトゥム皇帝:アレクサンダー・クラベッツ、
官吏:ブレイズ・マラバ