本作の公開を記念して、今月2日に発表された流行語大賞でも大賞を受賞して話題となった東進ハイスクール・東進衛星予備校講師”林修”先生を招き、公開記念イベントを実施!
現代文の講師である林先生ならではの解釈で現代に役立つワードをピックアップし47人の美女に特別講義していただきました!
◆映画『47RONIN』公開記念イベント 誰でも分かる47RONIN講座イベント◆
実施日:12月7日(土)
会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ プレミアスクリーン
登壇者:林修<東進ハイスクール・東進衛星予備校(現代文)講師>
美人が時刻を知らせる大人気WEBサイト「美人時計」の美女たち47人が招待される中、作品にちなみ大石内蔵助の法被を着て登場した林先生。
この日が流行語大賞の発表後初のイベントとあって、林先生からは「予想以上の反響に驚いた」とのコメントも飛び出しました。
現代文の現役講師である先生ならではの解釈で、何もかもが新しい”忠臣蔵”がベースである本作をより一層楽しく観てもらうための講座がはじまると、林先生は本作の魅力と忠臣蔵を分かりやすく解説し、それを聞いた美女たちは感心しきり。
最後は「『47RONIN』いつ観るの?今でしょ!」と今年を一世風靡した流行語に乗せて、映画を全力でPRし、講座を締めくくりました。
<47RONIN特別講座 内容>林先生:よろしくお願いします。先日流行語大賞をいただいて初めての講座になりますが、先程ご覧いただいた予告編で
大石内蔵助が言っていた「Time has come.」は日本語では「今でしょ!」という意味ですよ!
ちなみにみなさん忠臣蔵って知ってますか?
(会場の美女からあまり手が上がらず)わかりました、今日は相当基礎からやらないといけないことを覚悟します(笑)。
まずこの映画は、赤穂浪士47人が吉良上野介へ討ち入りを行った「元禄赤穂事件」と呼ばれる世紀の大事件が基になっています。
吉良と僕は誕生日が同じなんですがこの情報はいらないですかね(笑)。
高家である吉良上野介に対し、赤穂藩の藩主、浅野内匠頭が突然刀で切りつける事件が発生するんです。
なぜ浅野が吉良に切りつけたのかはいまだに分かっていないんですね。もちろん即日切腹されました。
浅野内匠頭は赤穂藩の…今で言う社長的な立場の方なので、突然社長がいなくなってしまい、浅野の右腕だった大石内蔵助をはじめとした赤穂の武士たちは、全員浪人になってしまうんですね。
僕、現役講師なのにこの時期に浪人浪人言ってていいのか、最初はこの仕事をお受けして迷いました(笑)。
浅野が切腹したのは元禄14年なんですが、その翌元禄15年12月14日、赤穂の浪士47人が吉良邸に討ち入って敵討ちを果たしました。
彼らの行為は復讐だし、現代で言うと相当な重罪ではあったんですが、同時に義士とも言われたんです。それでも復讐は終わらせるべきとして全員切腹をしました。
映画の中で「彼らの物語がこの物語の出発点である」という言葉がありますが、これはクールジャパンと呼ばれる今の日本に通ずるところがあります。
世界中で話題となっている今の日本文化ですが、その史実をハリウッドのスケールで映画にするとこんなに壮大なエンターテインメントになるんだなと。
そこにキアヌ・リーブスというスターを異端の浪人として絶妙な立ち位置において、真田広之さんとの友情を描くというのがいいですね。
エンターテインメントなので、ラブストーリーを絡めないといい物語にならないと思いますが、キアヌ演じるカイと柴咲コウさん演じるミカの恋って言うのは、2つの要素が入っています。
まずは極限状態での恋という事、そして禁断の恋という点ですね。
まぁ、相手がキアヌですからくっつきやすいとは思うんですが(笑)。
この2人の恋がどうなるかという点も、映画を観た方が考えさせられる結末になっています。
監督は「武士のスピリットを描くと言う点は変えたくない」とおっしゃっていたそうですが、それもしっかり描かれるし、
日本の知らない日本を海外に教えてもらうグローバリゼーションな作品で、海外からは日本がこう見えているのか、という文化理解にも繋がると思います。
この「元禄赤穂事件」を知るいい機会でもありますね。
あっという間に終わる壮大なスケールのファンタジー作品で、忠臣蔵をベースに、その精神性が正しく再現された、この冬イチオシの
エンターテインメントです!
あとは大石がいつ「今でしょ!」って言うか注目してください(笑)。
『47RONIN』いつ見るの?今でしょ!
誰を討つの?吉良でしょ!(笑)
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大ヒット上映中!