2025.1.30
映画『レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス』大ヒット記念 スペシャルトークショーレポート【ゲスト:吉原光夫】
『レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス』大ヒット記念 スペシャルトークショー!
2025年1月9日(木)18:30~ TOHOシネマズ 日比谷
ゲスト:吉原光夫さん
MC:上村由紀子さん(演劇ライター)
初回のゲストは帝国劇場クロージング公演で上映中のミュージカル「レ・ミゼラブル」にジャン・バルジャン役でステージに立つ吉原光夫さん。今日は舞台とは違った表情を見せながらも圧倒的な存在感を放ち、14年間バルジャン役を演じているからこその説得力で「レミゼ」の魅力をたっぷりお話してくださいました!

吉原さんご挨拶
今日はこんな大きいところにこんなにたくさんの方に来ていただいて嬉しいです。ポップコーンまで買っていただいてありがとうございます。今日はその収益が僕に入ります(笑)。この映画大好きなんですけど、トークショーのあと「レ・ミゼラブル」という、僕にとって特別な作品を皆さんが映画でご覧になるというのは感慨深いです。今日はよろしくお願いします。

Q:一番好きなシーンは?
吉原さん:一択で一番最後です、エピローグ。このシーンはヒュー・ジャックマンのアップからスタートして、その表情を見ただけでグッと来ますし、アン・ハサウェイがお迎えに来たところでグッと来て、最後コルム・ウィルキンソンが来たところで崩壊です。泣きすぎてトイレに走ってしまうので最後まで観られない。(中略)この映画を観て栄養、起爆剤にしている感じです。
Q:「レミゼ」はセリフがほぼ無い、歌唱メインのミュージカルであることについて
吉原さん:ミュージカルのよいところは歌があることで言葉の情報が伝わりやすくなること。音階によってちゃんと言葉として聞こえてくるのでミュージカルは強いと思います。だから逆に音楽として聴くとよいかもしれない。音楽として聴くとセリフのように感じる瞬間がいっぱいあるのでミュージカルをあまり観たことのない人も楽しめるんじゃないかな。

Q:長年、バルジャン役を演じることで考え方に変化はありますか?
吉原さん:ありまくりです。2年に1回、「レミゼ」を14年間演らせていただいていますが、その度に修行に入るような、自分を高める作業をしているような感覚に陥ります。この作品は正しくあろうと頑張る人間の奮闘記。しかも特別な人じゃなくて誰にでも当てはまる人間が正しくあろうとして最期を迎えるまでの大河なので、いつもこの作品で軌道修正をしている感覚なんです。
男女の垣根無しに「レミゼ」で演じてみたい役は?との質問に吉原さんから衝撃のお答えが!
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