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第28回東京国際映画祭特別招待作品『エベレスト 3D』舞台挨拶イベントレポート

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第28回東京国際映画祭で特別招待作品として『エベレスト 3D』が上映され、本作でメガホンを取ったバルダザール・コルマウクル監督と本作の唯一の日本人登山参加者、難波康子役の森尚子さんが登壇した舞台挨拶を行いました。
第28回東京国際映画祭特別招待作品『エベレスト 3D』舞台挨拶
◆日程:10月25日(日)
◆場所:新宿バルト9 シアター5
◆登壇者(敬称略):バルダザール・コルマウクル監督、森尚子
【舞台挨拶内容 詳細】
MC:本日は第28回東京国際映画祭特別招待作品、映画『エベレスト 3D』の上映にようこそお越しくださいました。非常に注目度の高い作品でございますが、上映に先立って、舞台挨拶を行いたいと思います。それではゲストに登場していただきましょう。バルダザール・コルマウクル監督、森尚子さん、どうぞ!!
MC:ありがとうございます。それでは一言ずつご挨拶いただきたいと思います。
バルダザール監督:みなさん、本日はお越しいただきありがとうございます。
東京国際映画祭に招待いただき、とても感謝していますし、光栄に思います。また、東宝東和さんにも感謝したいと思います。これが私にとっての初めての来日になりますが、日本は本当に美しい国ですね。そして、世界で2番目に火山の美しい国だと思います。もちろん1番目は私の母国、アイスランドですが(笑)
森尚子さん:はじめまして。今回、本作で日本人登山家の難波康子さんを演じた森尚子と申します。本作はエピックなアドベンチャー映画なのですが、撮影も大きなアドベンチャーでマイナス20~30℃という極寒の中で、バルタザール監督にしごかれ頑張りました。エベレストの素晴らしさ、大自然のパワーと厳しさを皆様にも体験していただけたらと思います。

『エベレスト 3D』TIFF舞台挨拶2.jpg

MC:ありがとうございます。撮影が大変だったとお話も出ましたが、せっかくですので、これから鑑賞されるお客様に楽しく観ていただくために、大変だった点をひとつ教えて下さい。
バルダザール監督:すべてが大変でした。ハリウッドというのは、ハッピーエンディングでない作品は作りたがらないんです。ヒーローも、飛べる人も出ないですしね。(笑) なので最初の資金集めから苦労しました。
14年かけて映画化が実現した本作ですが、私がリアリティ求めたので撮影はとても大変でした。撮影の為、保険会社がダメだという標高、カメラが機能するギリギリの極寒の地まで行きました。しかし、エベレストの山頂付近での撮影は宇宙での撮影に匹敵します。俳優も連れて行けませんし、機材も動きません。なので、視覚効果などの複雑な作業が待っていて、これが非常に大変でした。
森尚子さん:やはり実話を基にしているということで、リサーチは大事にしました。
実在の方々の為にも、役者として大きな責任感を持って、キャスト・スタッフみんなで情報交換などを行いながらしっかりリサーチをしました。
難波康子さんは素晴らしい方で、47歳当時、世界の7大陸の最高峰のうち6つを制覇していたんです。これを機に、少しでも難波さんのことを知ってもらえればと思います。後は体力作りですね。ネパールでの撮影では、登山隊で女性一人だった難波さんと同様、キャストの中で紅一点だったので、とても緊張しました。みなさん屈強な方々ばかりだったのですが、高度順応のトレーニングなどを一緒に行いました。
【『エベレスト 3D』公式サイト】
【『エベレスト 3D』公式Facebook】
【『エベレスト 3D』公式Twitter】
11月6日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開!!

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